Neriba統括よりメッセージ

興味を持っていただき、ありがとうございます。
Neribaを運営している富田といいます。

「どんな人が運営しているんだろう?」と気になってくださった方へ。
この文章を通じて、少しでも私の想いが伝わり、Neribaに興味を持ってもらえたら嬉しいです。

「やりたいこと」がないまま、上京

私はもともと沖縄県庁で7年間働いていました。
30歳になったとき、「仕事を辞めても死ぬわけじゃないし、やりたいことをやってみよう!」と決意し、やりたいことが明確にあるわけでもないのに退職して上京。
ぼんやりと人が集まる場を作りたいなと考えていたので、自分でイベントを開催したり気になるお店に足を運んでいました。
たまたま「PORTO」という素敵なソーシャルBARへお客さんとして遊びに行った際に、今の運営メンバーと出会い、ひょんなことからNeribaの立ち上げから関わることになりました。

Neribaを立ち上げて、見えてきたこと

2020年にNeribaをオープン。
当初はほぼ毎日イベント形式で営業していました。
新しい出会いが日々生まれる場になったものの、次第にこんな課題を感じるようになりました。
・毎回新しい出会いはあるけれど、関係性が積み重なっていく感じがない
・ イベントごとにテーマがあるため、関心がないと気軽に立ち寄りづらい
そこに加えて、オープンから3ヶ月でコロナ禍に突入。
営業がままならない時期が続き、Neribaの方向性をじっくり考える時間が生まれました。

当初のイベント例
当時の営業の様子

ご近所から暮らしが楽しくなる実験場へ

試行錯誤を重ねる中で、単発的な出会いの場ではなく、ご近所の人たちが無理なく、心地よい距離感で関係を深めていける場にしたいと考えるようになり、
「ご近所から暮らしが楽しくなる実験場」 というコンセプトを掲げることにしました。
ご近所さんとの関わりが中心になったことで、
「1時間だけお茶しよう」とか「今〇〇で飲んでるけど一緒に飲まない?」
など、Bar営業とは関係ないところでも、日常の延長線上でご近所さんが関われる場 に少しずつ変化していきました。
関係性が「イベントの場だけで終わる」のではなく、
「ちょっとしたことを一緒に楽しむ」関係性が自然と生まれる。
そんな小さなつながりが、暮らしを楽しくするのではないかと感じています。

「損得」よりも「共有」できる関係性

社会人になると仕事、肩書、年収などのラベリングで人と接する機会が多くなると感じています。
Neribaでは、利害関係で成り立つ関係性ではなく、価値観や感情などを気軽に共有できる関係性を大切にしています。
好きなことをシェアして楽しみが広がったり、失敗したことを吐き出して笑い飛ばしたり…。
そんな、「共有することで日常が少し豊かになる瞬間」 を積み重ねる場。

気負わず、ふらっと立ち寄れる場所。
肩書や役割を超えて、気軽に「やってみたい」を試せる場所。
そんなふうに、ご近所の人と「暮らしを一緒に楽しめる関係性」 を育んでいきたいと思っています。

もしNeribaに少しでも興味を持ってもらえたなら、気軽に遊びにきてください。
ここでの出会いが、あなたの暮らしをほんの少し楽しくするきっかけになれば嬉しいです!